安順市あんじゅんし Anshun

安順市

安順市Anshun

安順市は貴州省中西部に位置しています。面積9,269㎢、人口260万です。かつて「雲南の喉、貴州の腹」と呼ばれ、昔から貴州の要衝の都でした。
安順市の特徴としてカルスト地形が随所でみられます。河川や渓谷が縦横に交錯、石林が広く分布し、約100の滝と約1,200の鍾乳洞があります。なかでも黄果樹瀑布と龍宮、格凸河風景区の国家クラスの景勝地は絶景です。他には、明代の軍事の遺物・屯堡、中国劇の化石といわれる安順の地方劇も有名です。
ここには漢族以外にコーラオ族、ミャオ族、プイ族などの少数民族(市人口の39%)が生活し、独特な伝統的な文化を受け継ぎ、多彩な民族風情を育んでいます。
安順市は「天然のクーラー」と言われるように、年平均気温は14~16℃、四季通じて観光に適しています。

主要な名所

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黄果樹瀑布(黄果樹風景区)

安順市から南西45kmに位置するアジア最大級の滝の1つで、幅101m、落差77m、下から見ると落ちた水は霧となって舞い上がり、周囲の緑とあいまって自然の醍醐味を体感できる絶景です。
滝の裏側にあるカルスト洞穴「水廉洞」からは、激しく水の落ちる滝を近くで感じることができます。
この黄果樹風景区には9段18の滝、水上石林など多くの美しい景色があります。

龍宮

安順市から南西27kmに位置するカルスト地形の風景区で面積は60㎢です。
龍宮の最大の魅力は全長5㎞続く「天下第一の水洞」と呼ばれる「鍾乳洞」です。現在約1㎞が一般公開されており、遊覧ボートに乗り洞窟内の様々な形をした鍾乳石を見学します。鍾乳石が垂れ下がるさまは実に多種多様で躍動感に溢れています。

天竜屯堡

安順市から西25kmに位置しています。明代、南京から屯田兵としてこの地に入り彼らが反乱を平定した駐屯地です。その屯田兵の末裔を「屯堡人」といいます。彼らは600年にわたり伝統文化を今に伝え、言語、民族衣装、石造りの建築、生活風習を守っています。
老漢族の村では中国劇の化石と呼ばれる仮面劇「地劇」を見ることができます。

文廟

安順市の北東に位置し1394年創建とされています。貴州省で保存状態がよい明清時代の建築群の一つで全国重要文化財です。
文廟は中軸線の左右対照に配置され、廟内には四つの庭があります。中国の南西地方で比較的早期に完成した孔子廟の一つです。
明清時代の儒家文化が中原地帯から辺境地域へと広がっていった歴史を表す廟でもあります。
特に彫刻が素晴らしく石彫芸術の殿堂といわれています。

龍の巣(苗庁/ミャオティン)

中国で最も長い鍾乳洞とされる「龍の巣」は、紫雲ミャオ族プイ族自治県の格凸河風景名勝区にあります。格凸はミャオ語で聖地という意味です。長さ700m、幅215m、高さ80mに及ぶ「龍の巣」の容積は世界最大、面積は世界第二位です。
洞窟内には1万を超す無数の石筍があります。格凸河風景名勝区は「龍の巣」のある小穿洞景区、大穿洞景区、大河、黄家湾の4つの風景区に分かれていて、大穿洞景区には世界で最も古い川の遺跡、洞窟に住むミャオ族村等があります。

天台山伍龍寺

平覇県内の天台山山頂にあり天龍屯堡と隣接しています。空中にある石造建築の代表作とされ、全国重要文化財です。
天台山の海抜は60mとそれほど高くはありませんが、地形が険しく、空高くそびえ立ち、「天を登る高台」に似ていることがその名の由来です。伍龍寺は1590年創建、主殿や約40の僧坊などがあります。ここでは釈学、儒学、道学が共存するなど特別な趣があります。

関嶺古生物化石群
国家地質公園

安順市から南西90kmの関嶺県に位置してします。三畳紀後期(約2億2千万年前)の地質が完全に残っているのは世界的にも珍しく、公園内の博物館では海生爬虫類やウミユリ、アンモナイトなど古代植物の量・質ともに素晴らしい化石群をじっくり鑑賞することが出来ます。

夜郎湖風景区

安順市から西35km、普定県に位置しています。夜郎湖風景区は、夜郎湖、穿洞古人類遺跡、蓮花古洞などから構成されています。風景区の中心にある夜郎湖は全長42㎞、三つの湾と10の島があり、湖と山は相連なっています。
夜郎湖風景区は古代夜郎国に属していたといわれています。この古代夜郎国は10万の精兵を擁していたが突如歴史から消えてしまったということで謎の夜郎国といわれています。
穿洞古人類遺跡からは大量の石器と骨器が出土しています。ここではミャオ族、プイ族の民族文化と古代の夜郎文化を紹介しています。

王若飛旧居

安順市中華北路にあります。革命家王若飛(1896-1946年)が生まれ、少年時代を過ごしたところで、全国革命聖地代表観光地、全国愛国主義教育模範拠点でもあります。
旧居の敷地面積は1,900㎡、典型的な清代南方民家(四合院)です。園内には王若飛陳列館があり、王若飛の各時代の写真125枚、実物資料58点が展示されています。

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